Native Instruments Massive(マッシブ)の使い方-5分で作れる効果音レシピ(シュワー/上昇音)を紹介します。シンセサイザーの使い方や、パラメーターの意味を学ぶ上でも、効果音/SEの作成から入門されると理解しやすくオススメです!
(参考例)
Native Instruments Massive詳細 (Native Instruments社の商品ページにリンクします)
シュワー/上昇音・効果音の作り方
OSC1、OSC2、OSC3をOFFにします。OSC1、OSC2、OSC3の左の○をクリックすることでONとOFFを切り替えることができます。○が水色の時はONの状態で、灰色の時はOFFの状態です。この後出てくるNOISE、FXでも同様です。
NOISE(ノイズ)をONにしWhite Noise(ホワイトノイズ)を選択します。デフォルトでWhite Noiseが選択されている場合はそのままで結構です。
Color(カラー)を最小にし、Amp(アンプ)を最大にします。
3 EnvをドラッグしNOISEのところに持って行きColorのノブの下の□のところでドロップします。Colorのノブの下に青色で「3」と表示されます。その「3」をクリックした状態でマウスを上に動かすとColorのノブの周りに青い線が表示されます。今回は下の画像のように青い線を右に振り切るまで伸ばしましょう。
Level(レベル)を最大にしAttack(アタック)のノブを下の画像くらい回します。
お好みでリバーブをかけたら完成です。
作る時のコツ
リバーブについて
リバーブ等のエフェクトをかける場合は右上のFXから行います。まずFX1をONにします。Noneをクリックしエフェクトの種類を選びます。今回はReverbを選択しましょう。Dry/Wetと書かれたノブを軽く右に回します。Sizeのノブは今回は半分くらい回します。DensityやColorに関しては初期設定のままでOKです。
各パラメータ説明
Dry/Wet (ドライ/ウェット)
- Dryはエフェクトがかかっていない状態。
- Wetはエフェクトがかかっている状態。
ノブを左に振り切る(Dry)とリバーブが全くかかっていない状態、 ノブを右に振り切る(Wet)とリバーブが100%かかっている状態になります。リバーブをかけすぎると不自然になりますので味付け程度に少し右に回します。
Size (サイズ)
リバーブの残響の長さのこと。
制作者の紹介(ハレピカスタジオ講師)
一瀬つかさ(いちのせ つかさ)
効果音デザイナーとして、ゲーム等へのSEの提供等を行っています。
自然音の集音や、各種SE,FX等制作可能です。御依頼等お待ちしています。