【DTM入門】(DAW基本操作)@ペパーランド 参加レポート

18 1月

2017年1月17日岡山市の岡山大学近くのライブハウス(ペパーランドさん)で【DTM入門】(DAW基本操作・周辺機器設定編)がありました。岡山でDTM系のイベントやセミナーが行われる事も珍しいので、気になり遊びに行ってみました!

何か参考になればと思ったのですが、思った以上に勉強になる事があり覚書程度にレポートとしてまとめておこうと思いました。

MIDIとは?

MIDIは、Musical Instruments Digital Interfaceの略で、1981年に策定された電子楽器同士を接続するための世界共通規格です。30年以上も前に誕生した規格なんですが、今でも現行の規格として採用されています。

演奏情報(音程や長さ等)、楽器や音色をコントロールするための数値が格納されたデータです。したがって、MIDIそのものは波形データ(音声データ)ではないので、あくまで「数値」というコンピュター情報のデータにすぎません。MIDIは音楽データを共通の規格で通信するためのインターフェイスであるという事です。

少しややこしいですが、MIDIのおかげで、パソコン上で自由に作曲ができたり、MIDI機器(キーボードや、コントローラー)同士の同期をとったりできます。

例えばピアノで「ド」という音を入力したとします。コンピュター上には、C3(ドの発音)の命令と、音の長さの命令、ボリュームや、強弱の命令を、MIDIという規格で通信しています。自動演奏ピアノなんかもありますが、MIDIを使えば、プロのピアニストが弾いた情報を記録して、再現する事もできますね。

(上記のような動画のように人間では弾けない??フレーズもMIDIデータでやり取りして、演奏しています)

最近では、MIDIの規格をUSBやBluetoothで通信する機器もあるので、規格は一緒でもそのやりとりの方法は変わってくるという感じです。(USB MIDIキーボード)

ゲインとは?

ゲイン

  • ゲイン = 入力の音量
  • ボリューム = 出力の音量

「ゲイン」であらかじめ入力の音量のバラつきを整えておいて、「ボリューム」出力の音量を操作するという使い方が一般的でしょうか?

入力した音(電子信号)を増幅させる=ゲイン

ゲインを調節する装置(ツマミ)のことを、プリアンプ(PreAmp)と呼びます。

ちょっとだけ複雑ですが、PAやレコーディング現場だと無くてはならない回路ですので、慣れも大切かなという感じです。もし、ミキサーにゲインがなければ、音量調整をフェーダーだけでするのは凄く大変ですよね。楽器の音量も入力レベルも、プレイヤーによっても、まちまちなので、ある程度はボリュームフェーダーーの前で調整しておくと楽という使い方です。

DTM上だと、ソフト音源の場合既にある程度入力ゲインが整えられていたりするので、あんまり意識する事は少ないかもしれません。けど、音楽制作でもRECでもPAでも、ゲインや入力って凄く大切なんで、しっかり理解したい所です。

オーディオインターフェイスとは?

RME800

(RME社製のインターフェイス。音が良い)

簡単に言うと音の出入り口。あなたが使っているパソコンについている、ヘッドフォン端子やマイク端子も、早い話がオーディオインターフェイスです。しかし、パソコンの中はノイズだらけなので、音楽制作をする上でノイズは厳禁ですよね。オーディオインターフェイスは、音を処理するプロフェッショナルな機器という感じです。

作りたい音楽や、ライブで行いたいパフォーマンスに合わせてチョイスします。

サンプリングとは?

サンプリング(sampling)とは、「サンプルを取ること」。そのまま和製英語で以外と使ったりしていますよね?たとえば、川の流れる音をサンプリングして使う。海の音をサンプリングする。ドラムのキックをサンプリングする。

サンプリングした「音」の事をサンプルといいます。ちなみに、サンプリング周波数、サンプリングレート、サンプルレートという言葉がDTMでは良く出てきます。音声等のアナログ波形を、デジタルデータにするために必要な処理である標本化(サンプリング)で、単位時間あたりに標本を採る頻度。ふつう使われる単位はHz。ちなみに音楽業界の標準は、44,100Hz (44,1kHz) でしたが、最近はハイレゾ(ハイレゾリューション)といって、既存の周波数より高い周波数で、より高音質(原音に近い)サンプリングを行ったCD(Super Audio CD)や、Flacなんかもあります。

ただ、それらのハイレゾ音源は、良いスピーカーや良いインターフェイスを使った場合の違いは分かる思いますが、パソコンの小さなスピーカがハイレゾ対応であっても、正直違いわかり難いと思います。

この辺りは、奥が深いですね〜。

BEHRINGER BCR2000

これは、初めて知りました。いわいるフィジカルコントローラーでしょうか。恐ろしい数のつまみが付いており、これのアサインだけでも凄く時間がかかりそうです。ライブで使うとの事なので、凄く気になりました….

Stylus RMX

ドラム音源です。使った事なかったのですが、非常に興味深かったです。生音系〜ドラムマシーン系まで、幅広い音やリズムを収録しています。私も様々なドラム音源や、サンプラーを使っていますが、自分の持っていないソフトは何故か非常に良く見えますね。(笑

音楽用語でしょうか(笑

なんどもこのフレーズが出てきました。これは、凄くわかる気がします。沼には、オーディオインターフェイスの沼や、ソフトシンセの沼と、様々な沼があるそうです。

この沼にハマれば、決してその沼から出てこれないそうです。私も、既に様々な沼にはまっており機材巡りをしてしまっております….

「なんの機材がいいかな?」その時点で沼ってる気がします…

Made in 大阪のシンセメーカーREON

普通ではあまり見かけないシンセな感じです。最近注目のシンセとの事..

参考までにYouTube貼っておきます。

まとめ

仕事がギリギリまであり、21:00開始だったのですが、到着したのは21:30でした。そこから、約3時間の非常に内容の濃いディープは話があり、はっきりいって凄く面白いです。あと、ライブハウスでのセミナーな為、ドリンク飲みながらでカジュアルな感じです。次回、コンプの使い方やEQの使い方等もあるそうなので、参加したいと思います!ディープ話は聞いてて飽きないですね〜。プロジェクターで画面を写しながらだったので、説明も非常にわかりやすかったです。

長い時間説明頂いた講師の方、ありがとうございました!

ちなみに、明日(今日)も実践編のセミナーがあるそうです!

1/18 wed.【DTM講座 入門編】

講師:森山倫充/能勢遊神

OPEN 21:00/START 21:00
TICKET ¥1500-(+1Drink¥500-)

パソコン持ち込み可
前回までDTMでの基礎知識、EQなどの基本的なプラグインの基礎理論を学んできたので今回は実習編と題し、講師の用意した楽曲ファイルを用いて講座時間内でミックスしていきます。今回の講座にはDAWアプリケーションの種類は問いませんがDAWがインストールされたパソコンを持参してください。DTMに興味のある方、理解できないことがある方、過去に参加されてない方もお気軽に参加してください。

http://pepperland1974.juno.weblife.me/

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